2019/06/21

はじめまして。わたしは、宝塚市内の認可保育園で働いている前田と申します。
また宝塚市高松町で、月に一度、子ども食堂を開催しています。
今回、この場をお借りしてご紹介させていただきたいのは、医療法人聖粒会 慈恵病院がおこなっている「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」です。
こうのとりのゆりかごは、事情があって子どもを育てられない親(認知拒否、未成年者、強姦など…)が、匿名で赤ん坊を預けられる場所です。
この「こうのとりのゆりかご」を始めることになったきっかけは、熊本で3人の新生児が続けて捨てられ、そのうち2人が、残念ながら、亡くなってしまっていたということです…。
そういった事件のあと「何よりも命が大事、まずは命を助ける」という想いから、2007年より「こうのとりのゆりかご」をスタートされました。
始めるにあたって、社会からは「預けられた子どもは、親を知ることができない」「公的な経済負担が大きい」「育児放棄を助長する」などの、意見が寄せられました。
「道端に捨てると、警察が捜査して、親がわかると親の元に届けられるのだから、そうした方がいいのでは」という声でした。
しかし新生児の場合は、適切なケアをしないと命の危険にさらされることはもちろん、親元に返ってきたところで、一度育児放棄してしまった子どもが、今後適切な親子関係を築き、すくすくと成長していけるのかということが、心配されています。
こうのとりのゆりかごでは、保護した赤ちゃんを、児童相談所から特別養子縁組へとつなげられるよう、勧めていて「子どもを育てたいと思う大人」と「事情があって育ててもらうことが出来なかった赤ちゃん」をつなげられるように尽力しています。
こうのとりのゆりかごを立ち上げられた蓮田太二理事長は、「命、生きとし生けるものに対し慈しみ、畏敬の念を持つ」という話をされています。
「捨てて赤ちゃんの命が危険になるぐらいなら、まずは、何よりも命を守ることを優先して、こうのとりのゆりかごに預けてほしい」と話をされていました。
賛否両論のあるお話かと思いますが、私は何よりもまずは、【命を守る】というこの「こうのとりのゆりかご」に大変感銘を受けて、今回ご紹介させていただきました。
さまざまな赤ちゃんを保護するための器具などの公的財源はなく、運営されているそうです。
皆さんからご支援いただいた、お金を届けさせていただけたらと思いますので、よろしくお願いします。
【こうのとりのゆりかごホームページ】
http://jikei-hp.or.jp/cradle-of-the-stork1/
【こうのとりのゆりかごの簡単な説明ブログ】
【100円で世界を変えよう】
参加方法は
こちらのネットショップから100円定期(VISA、マスターのみ対応です。)を購入し、
こちらのグループに参加申請してください。
https://www.facebook.com/groups/362397134558119/
1ヶ月に4つの寄付先をみんなで投票して、その投票率で分配します。
活動を知って応援することがその人の勇気にもなります。
一緒に優しい世界を作っていきましょう(^^)